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黄河

「黄河?」

目の前のを流れる

大河に私は悠久の

歴史を漠然と感じていた。

「孔明殿、黄河って

歴史絵巻みたいだね~」

       
     
「その心は?」

孔明さんも隣で黄河を眺めている。

「全体的にはすっごく雄大な流れ

なのに部分的には

激しい轟音を立てている・・・・・」

どんなに壮絶に生きても

長い歴史の上では

本の一瞬の出来事に過ぎない・・・。
                 

「なんか、人間って儚いもんですね~

自然と対比しちゃうと」

孔明さんは何も言わずに

黙って話を聞いていたけど

やがてボソっと言った。         
       
「儚いがゆえに、

人生、如何に生きるか」
           
          

黄河はしぶきを上げながらも

はるか向こう岸まで網羅している。

「孔明殿は

どう生きたいんですか?」

果てしない天地の境目は

どこなんだろう?

「亮を、尽くす・・・・・」

孔明さんが自らに言い聞かせるように

言葉を噛み締めている。

深く聞くのは、今はやめよう。

『亮を尽くす』とはどういう意味なのか

私自身の目で知りたいから。
         
          
「さて。玄、均、崔州平。

洛陽へ行こうか」

なぜか『玄』一文字になっちゃってるよ。

「洛陽?虎牢関の戦いは?」

劉備、関羽、張飛に追い詰められた

呂布が逃げたのは解るけど。

「次は董卓のお出ましじゃないの?」

      
        
「連合軍は董卓軍を追って

洛陽へ行ったんだ」

ということで、連合軍の行ったとおり

洛陽へ。

            
「洛陽は本当に賑やかだよね」

洛陽へ戻り、人々の往来を

見ていると、二十年以上前に

戦があったことを忘れてしまう。

「だが、以前はもっと

豪華爛漫な造りだったんだ。

董卓が、洛陽を火の海にするまでは」

          
洛陽が火の海?

           
***何で都が??***

長かった冬が終った。

やっと孔明たちが帰ってきた。

「楽しんで来れたか?」

あぁ、やっと解放される。

もう、言葉さえ出ないほど

やつれきっちゃった俺・元直。

「ただいま~!

あれ?元直さん、

痩せた?気のせいかな?」

玄子、俺の心労、わかってくれよ~。

「気のせいだよ、

痩せる要因ないし」

こら、均!お前行く必要

なかったじゃないか!

「いや、太ったんじゃないか?」

おい、こら、崔州平!

「元直兄・・・・・」

孔明は何か言いたげに

俺を・・・見下ろしている。

身長高すぎだ!孔明。

「何といえばいいか・・・」

あぁ、やっぱ孔明だけは

以心伝心、解ってくれている。

としみじみしていると

崔州平が水を差した。

「あれ?↓これなんだ?」
   
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クリックしろ!崔州平!

それより、孔明・・・俺に

言いたいことがあるんだろ?」

「和菓子のお取り寄せセットは・・・」

「・・・・・(-_-;)・・・・・」

あぁ、そうだった。

こういう奴だったんだ、孔明は。

慰労の言葉を期待した俺が

間違っていた。

「部屋にちゃんとある」

「あぁ、謝謝」

そ、それだけかよ!?

「それから・・・」

そうだ、それからがポイントだ。

「崔州平、今回は世話になったな。

本来なら元直兄がすべきことを

えぇえ(*_*)そうなるわけ?

俺もう、番外編編集者やめます。

ここってロクな事がない。

ってことで

「玄子、明日からお前だ!」

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